同人誌って道のり長すぎるね……
でも、順番にクリアしていけば大丈夫!
ステップ1~ステップ7に分けて、道のりを紹介していきます。

ステップ1では、ざっくりとした「同人誌に必要な文章を作る」過程を解説します!
今回分かること
同人誌の『文章を書く』道のり
- おすすめツールとアプリの組み合わせ
- 誤字脱字のおすすめチェック方法
- 文章の書き方ルールとは
- テキスト保存とは
それぞれの項目の詳細な内容は、番号順に記事を書いていくのでぜひ参照してください。
同人小説初心者、原稿を書く

ステップ1では、簡単にどうやって「文章を書くか」か、見ていきます。
ステップ1-1.書くためのツール
パソコン!
大切なのは「文章」を書いてエンドマークをつけること。
文章を加工しやすいようにデジタルな手段で書くことがおすすめです。
ツールの詳細とそれぞれの特徴、使いやすいアプリを、ステップ1-1では紹介していきます!
「使ってる人が多い×ATOKがついてくる×日本語入力が楽」なセットがこれからはじめたい人にはおすすめ。
ツールはざっくり次のように分けられます。
- スマホ
- iPhone
- Android
- タブレット
- iPad
- Androidタブレット
- パソコン
- Mac
- Windows
- Webサービス
一太郎とATOKの話はステップ1-1で話します。
どこに保存したかも忘れないように!
ステップ1-2.誤字脱字チェック
(※)衍字(えんじ)
語句の中に誤って入った不要な文字。
これを徹底的になくしていかないと、読んでて引っかかる文章になります!
だから、行間から這い出てくる誤字脱字衍字のやっつけ方のポイントをステップ1-2では紹介します!
- 読上げソフト
- 校正ツール
- 校正チェックを他の人に頼む
- 声に出して読む
有効な手段としてはこれらが挙げられますが、完全にはなくならないのが誤字脱字衍字と誤用。
ステップ1-2では誤字脱字のチェック方法についてお伝えします。
ステップ1-3.文章の書き方ルール
(※)ダーシ
ダッシュ記号「─」のこと
- 三点リーダ「…」やダーシ「─」は二つ重ねて使うことが原則、といわれているけれど、実際のところはどうなのか。
- 段落冒頭でどうしても一字下げないといけないのか。
そんな疑問のある方はぜひ『不思議の国のアリス(ルイス・キャロル)』を見てみてください。
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国立国会図書館デジタルライブラリーより
『不思議の国のアリス』創元社1953年(ルイス・キャロル 著, 楠山正雄 訳)
自由です。
ルールは読みやすさのためにあります。
本や雑誌、新聞を読んでいる人がその形式に慣れているという利点があります。
ただ、ルールにこだわらずに自分が「これだ!」と思う方法で表現するのが同人誌です。
Webにも印刷物とは違う『読みやすさのためのルール』があります。
- 一字下げをすると読みにくい
- 段落ごとに改行すると読みやすい、など
ちょっとこだわりたい人向けに、他にもいろいろあるような、ないようなルールについてステップ1-3でご紹介。
テキスト保存について

このときに文字化けしないようにする方法が、テキスト保存です。
ステップ1-4.テキスト保存とは
この『配置』の時に文字化けしないように、テキスト形式で文書を保存するんです。
(※)Word(わーど)
Microsoft社製のワードプロセッサソフトウェア(ワープロソフト)。
(※)InDesign(いんでざいん)
Adobe社製のDTP(デスクトップパブリッシング)とレイアウト用のソフトウェア。
本や雑誌、リーフレットなどの印刷物を作るために使われる。
テキスト形式とは何か、テキスト形式で保存するやり方については、少し特殊ケースになります。
先にステップ2の項目を説明してInDesignにたどり着いたら、改めてステップ1-4として説明します。
まとめ:同人小説初心者、原稿を書こう
同人誌の作成の道のりは長いです。
その中で、今回は「原稿を書く」過程を分解。
ステップ1-1では文章を書くためのツールなどを紹介します。
文章を編集しやすいように、特にデジタルツールの活用がおすすめです。
- スマホ(iPhone、Android)
- タブレット(iPad、Androidタブレット)
- パソコン(Windows、Mac)
ステップ1-2では、書いた文章のチェック方法についてお話しします。
誤字脱字衍字(えんじ)に加えて誤用のチェックも欠かせません。
対策方法
- 読み上げソフトの利用
- 校正ツールの使用
- 他者チェックを依頼すること
- 口に出して読んでみる
完璧ということはないので、完成後は気にしないことも大事。
ステップ1-3では文章の書き方のルールについて触れていきます。
- *段落冒頭の一字下げ、三点リーダ「…」、ダーシ「─」の使い方
- ルールは読みやすさのためのもの
- 小説は自由で大丈夫!
ステップ1-4では、テキスト保存の方法についてお伝えします。
テキスト保存はアプリ同士で文章を移動する際の文字化け防止として有効です。
内容が少し特殊なので、詳細はInDesignの項目が出てきたあとに解説します。
ここうさ、すごい!
具体的な内容は、次回以降にそれぞれ紹介していきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!