こんにちは!
人生の7割以上をオタクとして過ごしているここです。
5年前から小説同人誌をつくりはじめました。
十数年前に一度、合同誌を出したことはあったのですが、その時に私ができたのは「文章を書くこと」だけ。
印刷するための体裁を整えることすらできませんでした。
私がどうやって小説同人誌を出すことができたのか。
大きな推進力はもちろん「萌え」なんですが、精神論では同人誌はできあがりません。
私がつまずいたところ、乗り越えてきたところを交えながら、小説同人誌を形にしていくサポートをしたいと思って、このブログを立ち上げました。
ブログのコンセプト

魔法の言葉をご存知ですか。
そう、4ページのペラだって、くくりは「同人誌」なんです。
驚きましたか?
でも、折るだけじゃ……と思ってしまったら、折るだけじゃない本にチャレンジしちゃいましょう。
このブログと筆者は、どこかの沼の住人として、そんなチャレンジを応援します。
初心者のための「同人誌作り」ガイド
このブログを立ち上げようと思った理由のひとつは、「備忘録」です。
初心忘るるべからず。
備忘録なら公開しなくてもいいじゃん、と思いもしました。
でも、せっかくなら同じところでつまずいてしまったどこかの沼の住人が、楽しく沼の底で暮らせるお手伝いができたらいいな、と。
襲いかかってくるいくつものハードルを乗り越えるための、ちょっとしたお手伝いをするために。
私が誰かに助けてもらってきたように。
私が誰かを助けられたらいいな、と思います。
「自分が綴ったお話」が「形」として手元にあること
同人誌、すごく作るの楽しいんです。
自分が作ったものが現物として手元にやってきたときの感激。
それをぜひ味わってほしい。
「紙の本なんて別にいらないし」
そういう方にはこのブログは「Not for me」です。
ちょっとでも「紙として残したいな」と思った人向けです。
もちろん、自分でサクサク作れる方には今さらなことしか書いていないので、ごめんなさい。
ここは「印刷所のHPに書いてあることがサッパリ分かりません!」「だけど同人誌作りたい!」という人のための場所です。
同人誌の何がいい?
形として残ること、思いが形になること、──できあがってきたときのワクワクした気持ち。
大事なのはノリと勢い

オタク歴はXX年、同人誌づくりの経験は5年。
人生7割以上をオタクとして過ごしています。
実は同人誌をはじめて自分で作ってイベントに参加しようとなったとき、友人に驚かれました。
「今までやってなかったの?」
厳密にいえば、ゼロじゃない。
十数年前に、合同誌に参加したから。
でもあの時に自分でやったことなんて「書く」以外何もない。
そんな私が友人に驚かれることになったきっかけは、5年前にある沼に落ちたこと。
「書けば増える」と言われて書き始め、「折れば本」と言われて作り始めました。
すべて、萌えとノリと勢い、後悔なんてしてません。
「経験ゼロ」だったから
「本」は昔から大好きです。
「同人誌」も昔から大好きです。
でも「どうやったらいい?」はすごく昔にアナログマンガのことをちょっと囓っただけ。
小説の原稿を整えることはミリしら。
あんなふうに作りたい、で、まずお手本にしたのは、岩波文庫でした。
カバー掛けたいな、とか、夢は膨らむばかり。
本当に幸いなことに、いにしえのオタクなので、自分のHPを作ったことがあったんですよね。
別の趣味でデジタルカメラも本当に最低限の知識がある。
その辺が役立ったのは本当です。
ググって知識を総動員して印刷会社のHPを読み解いて、モノの本を入手したりして。
原稿の修正作業とそんなことの同時進行で、何とか形にするまで数ヶ月です。
それでも、数ヶ月で何とかなったんです。
このブログでできること

数ヶ月で何とかした内容を、ぎゅっと詰めたいと思います。
そのほか、つまずいたポイントも、紹介したいです。
ひとつ。
私にはWordがあんまりにも分からなさ過ぎて和解不可能と判断したので、Wordでの原稿作成方法はこのブログには載りません。
ごめんなさい!
ツールとして使ってはいるので、言葉がまったく出てこないわけではないのですが……
印刷会社のHPが難しい人へ
具体的にどうしたらいいの?
習うより慣れろ、やってくうちに何とかなりますって!
なんていっても分からないものは分かりません。
用語とそれを使うシーンを、「分かりやすく簡単に」をモットーに丁寧に解説したいと思います。
「作る楽しさ」と「できあがる嬉しさ」
「こうしたい」が形になっていく過程には本当にハマります。
少なくとも私はハマっちゃいました。
こんなところにも大きな落とし沼が……。
でもあんまりにも楽しすぎて、後悔なんてするつもりがこれっぽっちも浮かびません。
できたらいいなが初めてできたときってすごく嬉しいし楽しいんです。
今どえむって思いませんでしたか。
思いましたね。
でも、創作するオタクなんてみんなどえむですよ……だって仕事でもないのに自ら締切り作っちゃうんですから。
文章を書き上げたときの嬉しさとドキドキと、似てるかもしれません。
過程を楽しむポイントは、できなかったことができたときの嬉しさを楽しもう、だと思ってます。
それに、告知さえしていなければ、締切り破って日にちをズラしても、自分個人だけのことなので……健康第一。
そうです、根の詰め過ぎだけには注意しましょう。
体調を崩しては元も子もないですし、睡眠不足でイベントに参加して酷い風邪をひいたとかインフルもらって帰ったとかもうあるあるすぎて数え切れない話です。
このブログの内容

このブログでは、入稿するためにどうやってデータを整えるか、をお伝えします。
ただ、Wordでの文章の整え方に触れることができません。
私が個人的にWordと和解できなかったので、原稿整形には使っていないんです。
データ準備の基本から応用まで
同人誌を作るには、いったい何のデータが必要なんだろう。
どんなツールを使ったらそのデータは作れるんだろう。
使っているのがパソコンじゃないんだけど……。
こんな疑問に応えて、あれこれご紹介していきます。
たとえば、プロフィールでもお伝えしたんですが、私、スマホで文章書けないんですよ。
なのでスマホだけで勝負してる人を本当に尊敬してます。
むしろこちらが教えを請わないといけないのでは?とすら思います。
でも隣の芝生は青いものだし、ない物ねだりもよくあること。
ここでつまずいたからこうしました!なご紹介をしていきたいと思います!
入稿トラブルってなに?
入稿すると、不備連絡がある場合があります。
不備連絡とは?
ってなりますよね。
データ間違えてますとか、これだと作業できないので修正してくださいとか。
こちら側がどうしようもないのだと、システム上では依頼できたけど実際やってみたらムリでした、とか。(経験しました)
あたりまえですが急ぎだと仕事中に電話が来るので、相当ドキドキします。
それぞれのデータでチェックポイントがあります。
最低限クリアしておかないと不備連絡が……、というポイントもお伝えします。
最後に
同人誌はあくまで趣味なので……というと傲慢だと思われるかもしれません。
でも、生活があるからこそ楽しめる趣味です。
「何もかもカンペキ」を目指さなくても、自分のペースで楽しめること、です。
たとえば誤字脱字なんて、何度読んでも行間から這いだしてくる!
自分ひとりで作っているんだから、ある程度は飲み込むしかないです。
でもせっかくなんだから、できるだけミスは減らしたい……その気持ちも、分かります。
特別なスキルなんてなくても、萌えとノリと勢いさえあれば、小説同人誌ってできあがります。
せっかく書いた文章、形にして残してみませんか。
残したいと思ったあなたのその気持ち、応援します。
このブログを活用して、ぜひチャレンジしてみてください。
いにしえからの沼の底の住人のひとりとして、新しくどこかの沼の底の住人になったというあなたに、エールを。
大丈夫、沼の底ってステキです。